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脂漏性角化症とは
脂漏性角化症は、別名「老人性イボ」とも呼ばれ、皮膚の良性腫瘍の中で最も頻繁に見られるものです。手のひらや足の裏以外のあらゆる場所にできますが、特にお顔、頭、首、背中などによく現れます。
名前にある「脂漏性」や「老人性」という言葉から、不潔にしているからできるのか、あるいは急激に老化が進んだのかとショックを受ける方もいらっしゃいますが、決してそうではありません。
これは皮膚の表皮にある細胞が、長年の紫外線や加齢の影響を受けて変化し、局所的に増殖したものです。
最初は小さなシミのように見えても、徐々に盛り上がり、表面がザラザラとしたイボ状に変化していくのが特徴です。
良性ですので、基本的には放置しても健康への害はありませんが、自然に消えることはなく、少しずつ大きく、数も増えていく傾向があります。
大阪や梅田で働く忙しい世代の方々からも、「気づいたら大きくなっていた」という相談をよく受けます。
脂漏性角化症の原因
脂漏性角化症の主な原因は、長年にわたり蓄積された紫外線ダメージと、皮膚の加齢(エイジング)による変化です。これらが複合的に関与して発症すると考えられています。
紫外線による慢性的なダメージ
・紫外線を浴びると、肌は防御反応としてメラニン色素を生成
・同時に、皮膚細胞は遺伝子レベルで少しずつダメージを受け続けます
・若い頃はターンオーバーが活発なため修復されますが、加齢とともに修復機能が低下します
加齢によるターンオーバーの低下
・年齢を重ねることで、傷ついた細胞の修復が追いつかなくなる
・その結果、異常な細胞が増殖し、「イボ」として表面に現れます
遺伝的な体質の影響
・両親や兄弟に脂漏性角化症が多い場合、発症しやすい傾向があります
・体質によっては、20代・30代といった比較的若い年代から発症することもあります
摩擦などの物理的刺激
・衣服が擦れやすい部位にできやすい傾向があります
・日常生活での繰り返しの刺激が、発症の一因となることがあります
このように、紫外線・加齢・遺伝・物理的刺激といった要因が重なり合い、大阪の強い日差しや日々の生活環境の中で蓄積された肌への負担が、ある日突然「脂漏性角化症」として表面化するのです。
脂漏性角化症の症状
「なんだか最近、顔に小さな突起物ができた」「シミだと思っていた場所が、指で触れるとザラザラしている」といった経験はありませんか。
脂漏性角化症の見た目は、肌色に近いものから、薄茶色、焦げ茶色、そして黒色まで様々です。大きさも数ミリ程度のものから、放置すると数センチの大きさまで成長することもあります。
最も特徴的なのは、その形状です。「皮膚にペタッと貼り付けたような」と表現されることが多く、境界線がはっきりとしています。
表面はカサカサしていたり、粒状の凸凹があったりします。
痛みや痒みはほとんどありませんが、少し盛り上がっているため、洗顔時や着替えの際に爪やタオルが引っかかり、出血したり炎症を起こしたりすることがあります。
特に大阪や梅田で接客業などをされている方からは、ファンデーションがその部分だけ溜まってしまい、化粧で隠しきれないという切実な悩みを伺うことも少なくありません。
脂漏性角化症の治療方法
脂漏性角化症の治療には、主に「液体窒素療法」と「レーザー治療」の2つの選択肢があります。それぞれの特徴を理解し、ご自身の希望に合った方法を選ぶことが大切です。
液体窒素療法
まず、多くの一般皮膚科で行われているのが「液体窒素療法」です。
これはマイナス196度の超低温の液体を綿棒などに染み込ませ、イボに押し当てて凍結させる方法です。
保険適用となるため費用を抑えられるのがメリットですが、治療には痛みを伴い、一度で取りきれない場合は何度も通院する必要があります。
また、治療後に色素沈着(シミ)が残りやすく、美容的な仕上がりを重視する方には不向きな場合があります。
レーザー治療
一方、美容皮膚科で主流となっているのが「炭酸ガス(CO2)レーザー」による治療です。水分に反応するレーザーの熱で、盛り上がったイボの組織だけを精密に蒸散・除去します。
局所麻酔を使用するため治療中の痛みはほとんどなく、出血も最小限に抑えられます。最大のメリットは、周囲の正常な皮膚へのダメージを極限まで減らせるため、傷跡が目立ちにくく、綺麗に治る点です。
自由診療となりますが、一度の治療で完了することが多く、忙しい方や仕上がりの美しさを求める方に選ばれています。
ONE CLINIC 梅田の脂漏性角化症治療の特徴
医師による確実な診断
一見するとただの脂漏性角化症に見えても、稀に「悪性黒色腫(メラノーマ)」や「基底細胞癌」といった皮膚がんが隠れていることがあります。
当院では、ダーモスコピーという特殊な拡大鏡を用い、皮膚科専門医である院長が一つひとつ丁寧に診断を行います。良性のイボであると確実に診断がついた上で治療を行うため、安心して施術を受けていただけます。
炭酸ガスレーザーによる美しい仕上がり
当院では、最新鋭の炭酸ガスレーザーを導入しています。
この機器は照射する深さをミクロン単位で調整できるため、イボの組織だけを正確に削り取ることが可能です。
液体窒素治療で起こりやすい「焼きすぎによる凹み」や「取り残し」のリスクを最小限に抑え、周囲の皮膚との段差が目立たない、滑らかな仕上がりを追求しています。
痛みを最小限に抑えた配慮
「レーザーは痛そう」と不安に思う方もご安心ください。施術前には極細の針を用いた局所麻酔を行います。
麻酔のチクッとした感覚はありますが、レーザー照射中の痛みはほとんど感じません。痛みに弱い方や不安が強い方には、声掛けを行いながらペースを合わせて施術を進めていきます。
小さな病変も見逃さない丁寧な施術
お顔の印象は、わずか1ミリのイボでも大きく変わります。ご本人が気にされている大きなイボはもちろん、周囲にある予備軍のような小さなイボも見逃しません。
ご希望があれば、一度の施術で気になる部分をまとめて治療することも可能です。鏡を見たときに「肌が明るくなった」と実感していただけるよう、徹底的にこだわります。
わかりやすい料金設定とカウンセリング
自由診療は費用が不安という方のために、当院では治療前に明確な料金提示を行っています。
イボの大きさや個数に応じたプランをご用意し、ご納得いただいた上で治療を開始します。無理な勧誘は一切行いませんので、まずはカウンセリングだけでもお気軽にお越しください。
脂漏性角化症における日常の注意点
治療によってイボを除去しても、肌の老化や紫外線の影響が続くと、新たなイボができる可能性があります。再発や新生を防ぐために、日常生活で特に意識したいポイントは以下の通りです。
徹底した紫外線対策
・再発・新生予防で最も重要なのは、毎日のUVケア
・大阪の強い夏の日差しだけでなく、曇りの日や冬場でも紫外線は降り注いでいます
・日焼け止めはこまめに塗り直す
・日傘や帽子を活用し、紫外線を物理的に遮断する
自己処理は絶対に避ける
・イボを爪で引っ掻く、ハサミで切るなどの行為は厳禁
・傷口から細菌が侵入し、感染症を引き起こすリスクがあります
・刺激によってイボが大きくなる、色素沈着が悪化する原因にもなります
肌にやさしいスキンケアを心がける
・洗顔やスキンケアの際は、肌を強く擦らない
・常にやさしく扱うことが、美しい肌を保つための基本です
このように、紫外線対策の徹底と刺激を与えない生活習慣が、イボの再発防止と健やかな肌の維持につながります。
脂漏性角化症のよくある質問
治療は保険適用になりますか?
当院で行う炭酸ガスレーザー治療は、美容目的(見た目の美しさ)を重視した治療となるため、健康保険は適用されず「自由診療」となります。
保険適用の液体窒素療法に比べて費用はかかりますが、治療回数が少なく済み、傷跡が残りにくいという大きなメリットがあります。費用対効果を含めて、診察時に丁寧にご説明いたします。
治療中の痛みはありますか?
レーザー治療の際は、事前に局所麻酔の注射を行います。麻酔の際にわずかにチクリとする痛みはありますが、レーザーを照射している最中は痛みを感じることはほとんどありません。
痛みに敏感な方には、麻酔クリームの併用や冷却などの対応も可能ですので、遠慮なくお申し出ください。
治療後のダウンタイム(回復期間)はどれくらいですか?
治療直後は、除去した部分が擦り傷のような状態になります。通常、1週間から10日程度で新しい皮膚ができ、かさぶたになって自然に剥がれ落ちます。
その間は、当院でお渡しする保護テープを貼って過ごしていただきます。テープの上からであれば、直後からメイクも可能ですので、日常生活への支障は最小限です。
1回の通院で治療できますか?
はい、基本的にはご来院いただいた当日に施術を行い、1回で除去が完了します。ただし、イボの数が非常に多い場合や、ご予約の状況によっては、数回に分けての治療をご提案することもあります。
また、治療後の経過観察のために、数週間後に一度ご来院いただくことを推奨しています。
傷跡は残りませんか?
炭酸ガスレーザーは組織を精密に蒸散させるため、メスで切る手術や液体窒素療法に比べて傷跡は圧倒的に綺麗に治ります。
治療直後は赤みが残ることがありますが、数ヶ月かけて徐々に周囲の皮膚と馴染んで目立たなくなります。より綺麗に治すためには、治療後の紫外線対策と、患部を擦らないようにすることが大切です。








